別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ヤーコンに関するものは、このブログで再掲することにします。
隣町に住んでおられるAさん、小生の別立てブログを見て、昨年からヤーコン栽培を始められた。初年度は種芋保存に失敗し、今年の初夏に再び苗を差し上げた。そして、2年目の今年、まず1株収穫したからと、それを持ってこられた。
良品の芋が10個強あり、籠に入れられたそれを持ってみると、5kgはあろう、高収穫だ。“恐れ入りました”と脱帽。幾つかの大きな芋は、縦に走る小さなひび割れができていて、Aさんは気にしてみえたが、“窒素肥料が強いとひび割れができやすい”とお話しすると、“牛糞堆肥をたっぷり入れただけ”とのこと。残留肥料なのか、よほど大量に牛糞堆肥を入れられたのか、よく分からないが、そうたいしたひび割れではなく、調理するときの皮むきで消えてしまいそうな程度であり、立派な良品の範疇に入る。
Aさんの畑には、まだ20株はあろう。全部が同程度の収量と思われる。交際範囲の広い方であり、多くの方に賞味してもらうよう、お願いしておいた。
これで、また、ヤーコンの輪が広がることだろう。なお、今年こそ種芋保存に失敗しないよう、畑での冬越し法をていねいにお話ししておいた。これでAさんも独り立ちし、ヤーコン栽培を広げてくださるに違いない。そう願っている。
ところで、Aさんに比べると、うちの畑のヤーコンはめちゃ出来が悪い。先月末に1畝掘ったのだが、1株1.5kgしかない。豊作のとき(3年前までの有機肥料栽培)でも3kgしかないが、ここ3年は不作だ。主な原因は無肥料栽培にしたからだが、ヤーコンの場合、どうやら無肥料栽培は成功しそうになく、そろそろこれはあきらめて、有機肥料栽培に戻したほうがいいかもしれぬ。
やはりヤーコン栽培には牛糞堆肥をたっぷり入れなきゃ、高収穫は望めないことを改めて思い知らされた、今年のAさんのヤーコン。
この記事へのコメント