今年はあまりの猛暑が続き、ヤーコンが苦しんでいます

 赤道直下ですがアンデス高地原産のヤーコン。日差しの強さはへでもない、といったところでしょうが、年間の気温差がほとんどなく、最高気温はたぶん30℃ほどと思われます。それが、我が濃尾平野ともなると、真夏には紀伊半島の山並みを越えてきた風がフェーン現象を起こして35℃超えの猛暑となることが例年幾日かあります。
 近所にある岐阜気象台のデータを2010年から整理しているのですが、猛暑日の日数は、33日、12日、12日、24日、8日、16日、18日、6日、34日、24日、23日、15日、13日、28日とばらついています。そして今年8月14日現在で既に27日にもなっています。
 猛暑日が30日を超えるような年は、明らかにヤーコン芋の収穫量は落ち、平年作の4分の1程度になる恐れがあります。今年はまさにそうした年。
 うちの畑のヤーコンは一昨日まではけっこう元気な姿でしたが、しかし、昨日は最高気温が39.0℃にもなり、午後3時過ぎに畑に行ったら、下葉の枯れがけっこう目立ち、天辺の芽や若葉が若干しおれ気味になっていました。
 今日も最高気温は38.5℃。この先の2週間予報では猛暑日がほとんど。今年ほど暑さがヤーコンを苦しめる年は過去になかったと言えます。
 かててくわえて、雨が降らない。7月24日、25日と2日連続してまとまった雨があって以来、8月4日に軽い夕立(12.5mm)が1回あっただけで、畑はどんどん乾いてきています。幸いうちの畑は湿畑の部類に入り、旱魃で枯れる恐れはまずないですから助かりますが、そろそろ心配になってきました。
 地温上昇の防止、畑の乾き防止のため、雑草に負けそうになったヤーコン畝を7.13に草刈機でざっと草刈り、株周りを鎌で草刈りし、畝全体に枯草を敷き詰めてあり、その後、ほどよく雑草が畝間や畝の法面の下半分程度に生えてくれており、これでなんとかヤーコンが枯れずに済んでくれるのでは、と思っています。
 天気予報では今日明日とも雷マークが付いていて、是非とも一雨あってほしいところです。雷神様、ここらで一踊りされんことを、かしこみ かしこみ もうす~。

(9月19追記)
 雷神様への祈りが通じて8月下旬には雨また雨で多すぎるほどのお恵みをいただいたのですが、お天道さまのほうは、9月になってカレンダーをめくるのをお忘れになったようで、猛暑の連続。9月の猛暑日は今日まで7日あり、明日もそうなりそう。
 今季の猛暑日の日数は43日にもなりそうです。これじゃあ、ヤーコンへのダメージは大きいです。チョウ不作を覚悟せねばならない状況に追い込まれました。悲しいです。

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